ただで立ち上がるわけにはいかない
高齢者福祉施設で従事されている皆さまも、新型コロナウイルス感染予防対策で張り詰めた毎日を送っていらっしゃると思います。
病院とは違う、生活の場だからこその緊張感があるのではないでしょうか。
絶対的な医療材料不足、職員の多数が医療従事者でない故の教育に費やす莫大な時間と労力、情報収集の限界、専門家の支援不足、面会制限が長引くにつれて体調不良になるご利用者、、、
ベストな対策を分かっていても実践出来ない歯痒さ。ベストに近づけながら、実現可能な対策を練る。責任重大な仕事です。
以前感染症集団感染に苦戦していた頃、大井先生からご助言頂いた言葉を思い出します。
「ただで立ち上がるな」
集団感染を起こすと、失う物や滞る事が計り知れません。現場の者はそれを経験してきているからこそ、予防対策に必死になるのだと思います。
例え傷を負っても、それ以上の物を得てチームを成長させるのだと、現場総括をしながら、先を見ることで、冷静に前向きに取り組み続ける事が出来たように思います。
現在、毎日のように看護師チーム(医務室)で感染対策についてディスカッションし、具体策を練り上げています。
看護師一人一人の意見が反映され、それをチーム内で迅速に周知出来る。
少人数のチームならではの強みを実感しています。
ナースのチーム力が高まれば、自ずと施設のチーム力も、、、
ただで立ち上がる訳には行きません。
ともに頑張りましょう。
まずはコンサルタントにご相談下さい
先生の貴重なご経験を生かすにはまず、
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