単純に不思議に思うこと。
毎年一回、老健の全国的な学会が開かれている。東京でも地方会が開かれる。
残念ながら私はまだ一度もそれらの集会に参加したことがない。ケアマネージャー、看護師、介護福祉士の発表の手伝いをしたことはある。
毎年、学会の予稿集は目を通すようにいているが。多職種の発表内容は興味深い。特に介護福祉士の良い一般演題の発表があると嬉しくなる。他の職種特に看護師、理学療法士などはそれぞれ専門の学会があると思うが介護福祉士はないと思われるので老健の学会が唯一の発表の場となるのであろう。しかし何故か多くの演題が発表される中で管理医師の一般演題は殆ど見られないようだ。これは私自身、何となくわかる気がする。
老健の雑誌もある。内容は幅広く取り上げられており参考となる。指名されるのであろうか様々な職種の人も執筆されており、感心させられることも少なくない。
私は老健に勤めて間もなくして、介護福祉士が存在することで他の医療機関にはない医療上の優位性を感じ、論文にして発表したいと思った。しかし老健の雑誌には投稿規定はなかった。編集部に電話をして聞いてみたが受け付けていないとのことであった。
先日、新たな老健の理事が決まったことを雑誌で知った。理事のほとんどがおそらく医師と思われ不思議な感じにとらわれた。私は現場のことしか解らないが、様々な事の決定にあたり、老健では多職種の意見を取り入れることの重要性を感じている。
全国的な老健の組織においても平等に積極的に多職種の意見を取り入れることは大事であり老健を更に良くすることに繋がると思う。
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