管理医師と他の職種との連携への思い
利用者を少しでも良い状態にするには、それぞれの分野の連携が必要です。
その中に医師が管理医師としており、好むと好まざるとに関わらず、
軸となり、大きな影響力があります。
連携には医師の権威とか、よく言われる神の手とか様々な肩書、
業績は不要であることを感じます。
不要どころか、かえって職員との連携の妨げになることがあります。
当初、この仕事について自分の中に存在するある種のエリート意識を
払拭するように心掛けました。
自分ではそんなつもりではなくても、周囲が感じなくなるようにすることが
必要と思いました。
そして老健の一員として信頼感を得て、連携を心掛けることは、
医学的な知識と介護分野の調和に繋がり利用者に良い影響をもたらす
と思っています。
特に介護、看護、リハビリ、は医療とは分離したものではなく
本来一体化したものでなければならないと思います。
我々職員の連携が保たれてこそ、利用者や家族とも連携が取りやすくなります。
日常、様々なことが起こりますが共に悲しみ、喜び小さなことがらでも
共有できることが多くなればなるほど連携の絆は強固となり、
更に介護、看護の質が上がると思っています。
権威や肩書、今までの業績から解放され、日々、誠実に仕事を行うことが、
他の分野に信頼されることにつながっていることを感じることが出来れば
大きな喜びとなると自戒を含め思います。
おそらくこのことは医師だけではなくて、
他の職種も同じことが言えるのではないかと思います。
まずはコンサルタントにご相談下さい
先生の貴重なご経験を生かすにはまず、
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