老健施設の管理医師は医者ではない?
95歳の利用者が感冒に罹った。
通常、重症又は重症化の可能性がある場合は、直ぐに家族に報告するようにしている。
しかし、軽い風邪などの場合、家族が仕事をしている時は電話して報告すべきか迷うことがある。
高齢者によく見られるのですが、軽い感冒症状であっても長引いている時などは家族に電話で報告をします。
70代の息子さんは入所時にお会いしたはずでしたが、管理医師であることを伝え、経過をわかりやすく丁寧に説明を行いました。
電話向こうで心配そうに話を聞かれている様子が感じられました。
よく理解してくださったことがこちらもわかり、息子さんもよく解ったと言われました。
電話の終わりに息子さんが、「ところで、そろそろ医者に診てもらった方がいいですかね?」と言われました。
老健や管理医師のことが名称も含め一般にも知られていないことを改めて感じました。
もっとも私が病院に勤務していたころ老健の知識は皆無でありましたし、
医師のほとんどは管理医師の役目や名称もご存知ないのではと思います。
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